ブログを始めたきっかけ
本日は、そもそもブログを始めたきっかけについて記載させていただきます。
私は、教育関係の仕事をしております。
その中で半年ほど前、社内で研修を受けさせていただく機会がありました。
研修の内容は「教育コーチング」というものでした。
趣旨としては、教え込む教育ではなく、自ら考えて行動を促す子どもを育てる。
そのために、気づきを与えられるようなコーチをして子ども達のそばに寄り添うというものです。
私はこの考え方に、とても感銘を受けました。
教育コーチの信念としては
- 人はそれぞれ。
- 人は自分の中に答えを持っている。
- 人は育とうとする生き物だ。
という部分があります。
それぞれが違って当たり前。それを受け入れる。
自分の中に持っている答えを引き出してあげる。
消極的に見える子どもでも本当は育ちたくて、「邪魔になっているものがある」と考える。
ということです。
私は職業柄、たくさんの母親・子どもと接してきました。
その中で、もっとも多い相談は
母親の「子どもが言うことを聴かない」「勉強しない」というものでした。
私はその都度、「私のところに任せてください」とお伝えしていました。
しかし教育コーチングという考え方に出会って、それをやめることにしました。
「根本的な親子の関係を解決することができる」
そう思ったからです。
母親から子どもに対する声のかけ方により、子どもの人生は大きく変わる。
そのように常々感じます。
「なんで勉強しないの!早くしなさい!塾やめさせるわよ!」
と怒鳴られて、やる気になる子はあまりいません。
子どもから「親が勉強の邪魔してくる」という相談を受けたことがあります。
「勉強を始めようと思っていたのに、怒鳴られてやる気がなくなった」
というのです。
とても悲しいことだと思います。
母親としては、我が子に勉強をしてもらって、将来のことを真剣に考えて、そのような言葉をかけています。
それももちろんわかります。
しかし、子どもに気持ちが伝わらずに、結果としてやる気がなくなってしまっている。
私は、そのような親子関係を信頼関係で強固なものに変えられるように、コーチングの考え方、行動を学ぶことにしました。
そして、学んだことを伝えていくことで、人を幸せにしたいと思うようになりました。
自分自身が、学び、行動し、それを人に教える。それが自分が一番身につく方法だと思います。
最近読んだ書籍の「アウトプット大全」にもやはり、そのように記されていました。
コーチングを通じて「人を幸せにできる存在でありたい」と思えるようになりました。
コーチングを通してのみならず、今までの人生の経験で生きてきた中で、昔の自分のように困っている方たちに、向けて発信ができればよいなと考えています。
私自身も10代の頃からたくさんの悩みをかかえて生きてきました。
「自分なんてどうせだめだ。」そう思い込んでふさぎ込んでしまった時期もありました。
しかし、様々な書籍に出会い、様々な考え方を学びことで、「よい考え方だな」と思うようになりました。
本当に、少しずつですが、実践に移す中で自分に自信をつけていきました。
「人間は習慣を変えていくことで大きく、変わることができる」
そのように実感しました。
いま、人生に悩んでいる方いたら、少しでも力になれたら幸いです。
お気軽にご相談ください。