「必見」負担感がなく自分の夢を叶えたい方へ 第4回
前回までで、具体的に目的、目標、ゴール、ビジョンの違いから、設定方法までお伝えさせていただきました。
自分で考えて設定ができ、行動に移す。
それができれば良いのですが、うまくいかない方も多いと思います。
うまくいかない要因として、なんらかの「ブレーキ」がかかっていると考えていきます。
例えば、過去に他人と比較されて劣等感を感じたことはありませんか?
私は、たくさんありました。
学生時代から、社会人になっても何度も同期他の社員と比べられてきました。
また、比較されて否定されたり、非難されることの連続でした。
私は、それでやる気になるタイプではありませんでした。
そのため、何か新しいことを始めようとしても、「また失敗して否定されたらどうしよう」というように恐れを感じていた時がありました。
過去の失敗から恐れを感じて、新しいことに踏み出せない。
それが、1点目のブレーキです。
2点目のブレーキの要因としては、夢や目標に対して行動の仕方がわからなかったり、知らなかったりすることです。
知識がないため、行動に移せないということですね。
漠然と、「昇進してエリア長になる!」と言っているだけではなく、それだけの知識を身につける必要がありますものね。
当たり前ですけど。
3点目は変化に対する恐れです。
新しいことを始めるということは、今までの環境や人間関係も変わります。
現状を維持しようという感覚から、恐れを感じてしまうのです。
例えば、「昇進試験を受けたい」と思っても
「自分にうまくできるのか?」
「不合格だったらどうしよう?」
とか、誰でも思いますよね。
この前、コーチングの資格を取るために社外の研修を受けさせていただきました。
その最後に試験がありました。
その際、本部長に上り詰めた方でも
「これで落ちてたらどうしよう」
といように恐れを感じていましたし、自分も同様に思いました。
最後は「選択と決断に対する恐れ」です。
夢やゴールに向かう途中に、選択する場面や決断する場面がたくさんあります。
結果、何かをやめるということにもなるでしょう。
例えば、
「新しい仕事にチャレンジする際に、今やっている仕事をやめる」
転職をするわけではなくても、仕事の中でも良くあると思います。
勇気が必要ですよね。
4点ありましたが、今一度夢とか目標は誰のためにあるのか考えることが大事だと思います。
「自分のため」ですよね。
夢って達成したかどうかじゃなくて、その道のりでいかに成長したが大切だと思います。
他の誰かになるのではなく、夢を描いて、今の自分を超えていく。
他の誰かと比較しない。
自分の成長と幸せのために設定し、行動に移していきましょう。
次回はブレーキを軽くする方法について、お話させていただきます。
参考書籍