人生を変えるBlog ~幸せになりたい方へ~

人生をよりよく生きるために、日々学んでいきたいと考えています。その中で、自分が感じたことを記していきます。人生を変えたい方、幸せになりたい方のお役に立てたら幸いです。よろしくお願いいたします。

お題「アイドルをつづる」

 

私にとってのアイドルは、現在3歳の娘である。

娘がまだ、妻のお腹にいた時、検査の結果から

「障害を持って生まれてくる可能性がある。」というように、医師から言われていた。

その原因として、娘がお腹のなかで妻から栄養をとるために必要な管が一本しかないということだった。

 

妻は自分を責めて、泣いた。

自分がしっかりしていないからだと、思い込んでいた。

私は妻を励まし、

「必ず元気な子供が生まれてくる」

といい聞かせた。

 

その後、娘は妻のお腹の中で、無事に成長していってくれた。

途中の検査でも、障害があるかどうかはわからない状態だった。

予定日から10日過ぎた頃、妻の陣痛が始まった。

夜中の3時頃から始まり、病院に電話を入れた。

 

陣痛がまだ軽いうちに、私が車で病院まで連れていった。

明け方には、そのまま病院に入院し、私はずっと妻に寄り添っていた。

妻は食事を取ることもできず、水を少し飲むだけだった。

陣痛の間隔が次第に早まり、妻は私とは別室に移されていった。

 

私は、ただ無事に生まれることを祈るのみだった。

妻の部屋の前で、ひたすら、無事に産まれてくることだけを考えながら待った。

 

午後2時頃、私も妻のいる部屋に入ることを許された。

私は妻の手を握り、励まし続けた。

妻はとても苦しんでいた。

「頑張れとかはいいから、ただそばにいて」というように辛そうに言われたことを今でも覚えている。

 

私は妻の言う通りに、ただ、そばで手を握り、妻の汗を拭き、水をこまめに飲ませた。

 

娘と妻の頑張りで、娘が無事に産まれた瞬間、妻と私は泣いた。

「頑張ったね。本当によく頑張った。」

そう言って、涙がボロボロこぼれた。

 

助産師さんが

「超安産じゃん!」と嬉しそうに言ってくれた。

 

娘は、どこにも異常はなく、健康に産まれてくれた。

 

それから、3年以上の月日が経つが、大きな怪我や病気もなく、元気に過ごしてくれている。

 

一度、娘が誤って積み木を飲み込んだことがあった。

私はその場にいなかったので、気がつくことがでぎなかった。

妻が大騒ぎして、病院に連れていった。

次の日にお尻からでできて本当に良かった。

 

休みの日に娘と一緒に絵本を読んだり、お風呂に入ったりすることができるのはとても嬉しいことだと思う。

 

買い物に一緒に行けば、

「ハンバーガーが食べたい。ドーナッツが食べたい。うどんが食べたい。アイスが食べたい。ジュースが飲みたい。」

と言うように駄々をこねまくる娘。

 

ひたすら携帯やアイパッドでyou tubeをみて、真似して喋っている娘。

 

「お父さん朝だよ」と妻の真似をして毎朝起こしてくれる娘。

 

こんな父親で良いのかと日々思う。

 

習慣としているのは、毎日娘の頭を撫でて「賢くて可愛い」と言い続けることだ。

 

人から見ればただの親バカなんだけれども。

「子供は親の言った通りに育つ」

と信じている。

 

いつか、抱っこされることも嫌がって、頭も触らせてくれなくなるのかな。

 

今の日々が「そんなこともあったなぁ。」って懐かしく感じられる日がきっとすぐに来てしまうんだろうなぁ。

 

少しでも、娘や妻との時間を大切にしたい。

 

娘や妻に感謝の気持ちをいつも伝えながら、過ごしていきたい。