ネガティブな心をポジティブに切り替えていこう
人間ですから、誰だってネガティブな気持ちになったり、ネガティブな言葉を言ってしまう時はありますよね?
自分もつい
「めんどいな」
と思う時があります。
周りの人の言葉を聞いてると、実はネガティブな言葉ばかりです。
「やらなければならない」
「やらないと、怒られる」
「仕方ない。やろう」
自分の好きな言葉で
「未来は自分の口から言った言葉で創られる」
というものがあります。
どの自己啓発書にもうまくいっている人はいつもポジティブな言葉を発していると記されています。
「やりたいから、やる」
「やることで成果が期待できる」
「あの人のためにやろう」
ネガティブな言葉をつい、言いそうになったら、一呼吸置いて、自分を見ることができると良いなと思います。
そこで、「自分はめんどくさいって思ってるんだな。でも、どうしたらポジティブに切り替えられるかなぁ」
って少し考えてみる。
「めんどくさい」→「やる必要がある」
というふうに言葉に出すと、気持ちも多少は変わってきます。
これは最初は慣れないかもしれませんが、習慣化していくと、不思議と自分でブレーキをかけることができるようになり、言い換えられるようになります。
ただ、無理に言い換えようとして、自分の心を苦しめてしまうようでしたら、それはやめてください。
「いいよ。いいよ。それでいい。」
って自分を受け入れてください。
そんな、ありのままの自分を受け入れて、許してあげてください。
本当に思える範囲で、少しずつ変えていければいいんです。
私は、教育の仕事をしております。
沢山の生徒を見てきた中に、どうしようもないくらい自己肯定感が低い生徒がいました。
「おれは馬鹿だから無理」
というような言葉を毎日のように自分から言っていました。
そう思ったら、そう。
そう言ったらそう。
私はそのように思います。
だから、その時の私は
「そんなことはない!やればできる!」
とその生徒の考えを否定して、励ましてきました。
でも、それは、改善には向かいませんでした。
最近、とても有り難い研修にて、それを変えていくヒントを教えていただきました。
そのような生徒がいたら、まずは、
「そうか、自分は馬鹿だと決めてきたんだね?いつからそう思っているの?」というように優しく受け入れる。
そして、相手に自分が受け入れられたことを感じてもらったら
「でも、馬鹿とは限らない」といふうに、少しだけ意識をずらす。
「馬鹿とは限らないって言ってごらん」
というふうに子どもに言ってもらう。
1回言ってくれたら、
「いいぞ。いいぞ。もっと言ってごらん」
というふうに何回も言ってもらう。
「毎日言ってごらん」
というふうに、促してあげる。
言っている様子を毎週確認してあげる。
これをずっと続けていくことで、気持ちは変わってくるそうです。
それでも、親や教師に馬鹿にされるようなことがあるかもしれません。
でも、せめて自分で自分を信じられることの大切さを教えてあげたい。
そう思います。
だって、生まれてから最後までいつも一緒にいるのは自分自身なんですから。
自分が誰よりも自分を愛して、信じられたら幸せじゃないですか。
自分を幸せにできたら、きっと人も幸せにできる。
そう思いました。