相手と本音で語り合う方法①
相手にそんな気軽に本音なんて言えない。
そのように感じている方も多いのではないかと思います。
本音を言ったことにより
「嫌われる」
「自分の評価が下がる」
「怒られるのでは?」
というように思ってしまうこともあると思います。
そもそも本音ってなんなんでしょう?
まずは自分の本音に気がつく技術を本日は、お伝えしていきたいと
思います。
今後の流れとしては
①自分の本音に気がつく
②相手の本音を聞く
③相手に自分の本音を伝える
の順番でお話しさせていただきます。
まずは、自分の本音に気がつく必要があります。
出ないと、相手の本音も本音かどうかが理解できないし、自分の本音を伝えることもできません。
自分の本音とはなんでしょうか?
例えば、自分の部下が仕事でミスをしてしまい、つい「なんでそんなことしたんだ!」と怒りをぶつけてしまうようなこともあるかもしれません。
その後に、自分の行動を振り返って、後悔するようなことはないですか?
そのようなことにならないように、まずは、自分の感情が揺れたら、感知していくことが大切だと思います。
そして、自分の感情はなんなのかを改めて認識する。
「自分は腹が立っている」というように。
そこまで、自分を俯瞰してみることができたら、「なぜ腹が立っているか」を考えていくことにします。
そこには必ず理由があります。
例えば、「顧客に迷惑をかけたくない」というような気持ちだったり、
本当は「部下にしっかり対応できるようになってほしい」という愛情だったり、人それぞれ大切にしている価値観があると思います。
その価値観が満たされないから、不快な感情が起こるのです。
自分が「曲がった事が大嫌い」だとしたら、秩序を乱すような人を見ると、イライラしますよね?
そんな時に
「ああ、イライラしてるなぁ。自分はやはり秩序を保つことが大切だと思っているんだ。」
というように考え、ぜひ深呼吸してみてください。
それが、自分の本音にたどり着くということです。
自分のことを自分自身で理解してまずは、安心しましょう。
その上で自分が大切だと思っていることに気がついたら、相手にイライラしたりするようなことが、かなり減るはずです。
その上で、普段の言葉も丁寧になっていくのではないかと思います。
自分を俯瞰的にみることが、改めて大切だなぁと思います。
明日は、相手の本音を聞くという点について、お話をさせていただきたいと思います。
よろしくお願いします。