10代の君へ いじめられるのを改善する 3つの考え方
こんにちは。
幸せコアラです。
このページに興味を持っていただき、ありがとうございます。
本日は、10代の頃に自分が経験したことを踏まえて、読んだ人が少しでも心が軽くなるような内容を書いていきたいと思います。
私は高校生の頃、精神的にとても参っていた時期がありました。
部活動の人間関係がうまくいかずに、いじめられていた時期がありました。
1年くらい辛い日々が続きましたが、その後は相手とも仲良くなることができました。
その理由を踏まえて、自分の体験を書いていくことで何か参考になることがあれば嬉しいと思います。
【相手がいじめをする原因を知る】
いじめをしているひとにも原因や理由があります。
例えば
- 誰かに自分もいじめられているから、その腹いせに誰かをいじめる。
- 親に怒られてイライラしているから弱いものをいじめる。
- いじめる相手が気に入らないからいじめる。
- いじめるのが楽しいからいじめる。
というように、いじめる側にも様々な原因があります。
どれも身勝手で許されないような理由ですが、相手は何を思ってそうしてくるのかを冷静に考えてみましょう。
自分の場合は「相手が気に入らないからいじめる」という場合でした。
自分が部活動の練習に消極的な姿勢だったことが気に入らなかったようです。
そのため「早くやめろ」と何度も言われたり暴力を受けたりしました。
嫌なことをされている時は拒否することで精いっぱいだと思います。
しかし、冷静に相手のことを考えることができるようになると余裕が生まれます。
「あいつは親に見放されているから、寂しくてああいうことを言うのか」
というように少しでも相手を受いれることができると大きな成長だと思います。
「なんでああいうことを言うのだろう?」
「それでどうしたいのだろう?」
「目的は何なんだろう?」
というように、冷静に考えてみる視点を持ってみてください。
【相手が恐れているものを知る】
相手を受け容れるつもりはない。とにかくいじめを辞めさせたい。
それはそれでもちろん当たり前のことだと思います。
即座にいじめをやめさせるには相手が恐れているものを知ることが大切です。
例えば
- 親や先生に怒られること
- 留年・退学
- 部活動の試合に出られなくなる
などでしょうか?
「先生に告げ口したらもっといじめられる」
そう思って行動に踏み切れない方がほとんどです。
自分もそうでした。
自分が言ったことで相手が怒られて、余計に仕返しをしてくる
それを恐れて踏み切れないと思います。
まずは、同じ相手に被害にあっている仲間を探すことが大切だと思います。
複数の相手に嫌がらせをしている可能性が高いです。
その相手と一緒に信頼できる先生に相談するほうが良いと思います。
ちなみに何度もいじめを繰り返しており「退学」になった後輩もいました。
いじめや暴力は立派な犯罪です。
ですが、相手にて罪の意識がない場合がほとんどです。
「バレなければ大丈夫」そんな軽い気持ちでいじめをしています。
しっかりと罪の意識を持ってもらえるように、証拠を仲間と集めて(録音・録画など)提示していきましょう。
【相手と和解する方法を考える】
相手のことは大っ嫌いだけれども、できれば理解していきたい。
そのように思える場合は、和解する方法を考えていきましょう。
自分の場合は、相手が
「自分が積極的に練習をしないのが気に入らない」
ということが理由でした。
自分に自信が持てず、練習にも消極的な時期がありましたが、気持ちを改めて真剣に取り組むようになってからはいじめられることもなくなりました。
むしろ、一緒に朝から練習したり、夜遅くまで自分たちだけで特別な練習をしました。
それによって、信頼関係を築くことができました。
それによって相手を許すことができました。
相手にもいじめる理由が何かしらあって、相手もすごく悩んでいる。
苦しんでいる。
そんな考え方が余裕を持ってできるようになると、視野が広がります。
大抵の場合、親とうまくいっていないことがほとんどです。
相手の状況や境遇をよく理解した上で、自分がどう接していくかを考えられるとよいですね。
自分も相手も幸せになれることが一番ですね。
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